すでに長い使用実績のある鉛バッテリーのスタンダードモデル。高い信頼性とプロが認める高性能を備えつつ、圧倒的なコストパフォーマンスを実現したシリーズです。
スタンダードバッテリーシリーズにはMFタイプと開放型(液別)がラインナップされており、さらにMFタイプには液入り充電済みタイプと液別タイプ(即用タイプ)を用意しています。原付スクーターから旧車、さらに6V仕様のバイクまで、多彩なラインナップを誇ります。
AGMを採用し、バッテリー液が注入済みの密閉式MF(メンテナンスフリー)タイプ。使用時の電解液注入作業などが不要。安全で簡単だが、長期間にわたって保管する場合は、定期的な補充電が必要(ナノジェルタイプは1年に1度が目安)。
カートリッジを本体に垂直に差し込み、液口栓からバッテリー液を注入するタイプ。注入して30分ほど経ってからフタを閉めて密閉するため、傾けても液漏れの心配がない。また、バッテリー補充液による定期的なメンテナンスも不要。
サルフェーション対策
開放型は冬季に車両不使用の期間にサルフェーションが発生するとの問題が多発していたので、そのブレイクスルーを電池設計に求めた。そこで誕生したのがMFバッテリーであり、1983年頃のことです。その後に軽量化のYTXやさらに小型軽量化のYTZ系へと展開していく。
※液別タイプは「毒物劇物取締法」の規定対象商品となっております。
液口栓からバッテリー液(希硫酸電解液)を注入するタイプ。電解液の取り扱いには毒物劇物取扱責任者の資格が必要。バッテリー補充液(蒸留水)による定期的なメンテナンスが必要。傾けると液が漏れるので取り扱いに注意。
時代は6Vから12Vへ
1698年頃に6V主流の時代から新しい車両は12V化へパワーアップ。
それまでは設計順序の番号で名乗っていた電池名称を6N系、12N系へ統一が始まる。ガソリンが触れて電槽に亀裂が入った問題の対策としてAS樹脂電槽を使った接着式電槽からPP電槽になり、接着式ではなく、熱溶着式の現在の形になりました。
※液別タイプは「毒物劇物取締法」の規定対象商品となっております。