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バッテリーQ&A

バッテリーのコンディションを保つためにはどうしたらいいの?

バッテリーのコンディションを保つ為の点検・チェックポイントをまとめてみました。

【外観の点検項目(開放型バッテリー)】

1.サルフェーションの有無
外観点検では液口栓を取り外し液口より極板に白色結晶性硫酸鉛(サルフェーション)が生成され白く見えないか確認
⇒サルフェーションを確認できたら、交換をおすすめします。


2.活物質脱落の有無(バッテリーの底面を目視し、チョコレート色または灰色の沈殿物がないか確認)
⇒沈殿物を確認できたら、交換をおすすめします。


3.バッテリーの液面確認(常に規定レベル範囲に液面があること)
⇒精製水補充、車両充電系の点検


4.ターミナル、リード線の腐食(メンテナンスフリーバッテリーにも当てはまります)
⇒清掃し、グリスなどを塗る


5.ビニール排気管、チューブ(折れ、つぶれのないこと)


6.バッテリー容器(電槽)の変形、亀裂(メンテナンスフリーバッテリーにも当てはまります)
⇒亀裂・変形がある場合は交換、車両充電系の点検。亀裂・変形がない場合は、ビニール排気管とチューブの確認。
性能チェックの点検項目(解放型バッテリー)
比重値(液温度20℃)
    1.300以上   ⇒ 高い、補液誤り  ⇒ 比重調整
    1.300~1.240 ⇒ 良好
    1.240未満   ⇒ 充電不足、注意  ⇒ 充電
    1.100以下   ⇒ 低い、故障、寿命 ⇒ 充電後に再テスト
    各セルのバラ付き0.04以上 ⇒ 特定セルに故障の恐れ ⇒ 充電後に再テスト


電圧特性(メンテナンスフリーバッテリーにも当てはまります)
    ブレーキランプ      ⇒ 暗い    ⇒充電
    ホーン          ⇒ 音が弱い  ⇒充電
    スタータモーター     ⇒ 回転が弱い ⇒充電
    フラッシャー点滅時間間隔 ⇒ 長い    ⇒充電
    開路電圧         ⇒ 12.4V以下  ⇒充電

ポイント

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